北米式枠組み壁工法K様邸の工事を覗かせて頂きましょう

 



地鎮祭
地元の神主さんに安全祈願して
頂きました。二礼に拍手 ぱん!ぱん!
 
 

未来の家主ちゃん(笑)
ゆう君&しゅう君

おうち出来るの楽しみだよねぇ。
おぢちゃんに任せなさい(笑)
え やだって?(涙)

第三者機関による地質調査

調査&検査&保証をお願いしてます
 
 

床堀開始!
サクラが綺麗っしょ

ただ・・毛虫は諦めてくださいね(笑)
 


外周部捨てコンクリートの図
底板下は15p厚で 砕石転圧してあります
 
 
地盤調査でOKもらったベタ基礎


コンクリートかぶり厚は
ちゃんと6p以上確保!
 
 

もちろんコーナー部も
D−13異形鉄筋にて補強!

下に光って見えるのは
防湿シートです。
地面からの湿気をシャットアウトざます!



鉄筋がしっかり設計通りかチェック!
その影は・・私です(笑)
 
 

これ画像見にくいですが・・
鉄筋の定着を撮ってます(^-^;

ちゃんと40D以上を確保!


当社標準の基礎巾は150oです
ちゃんとコンクリート被り厚があるかもチェック

 
 
おお! ここは基礎巾190o!
構造計算によりますねん(ってナゼ関西弁)

基礎 型枠取っての全景
ジャンカとか無いかドキドキの時間です(笑)
うぅ〜ん 美しい(爆)
 
さて 養生期間も終わり
土台伏せのSTARTです。
液状木炭塗りながらの作業です。
 

一階床根太にも210材(H=235o)
しっかり床剛性を取ってあげる事で 外圧を
地面に均等に逃がしてあげる事が出来ます
基礎の高さは 内側で450o以上。
後々の床下メンテもバッチリ出来ます

根太間隔は407o
使用する合板のサイズは1221×2442o
 
 

釘打ち本数や撃ち方をチェック!
CN90釘が ちゃんと規定通りの図

こんな感じで上がって来るので
HousingEyesの枠組み壁工法の家は
1階の床高が80p以上になるんです(^-^;
この上に下地合板を貼り剛性を出します。
 

一階壁パネル建ての図
外周部に見える白い線は
両面ブチルテープです。
床〜壁の経年劣化による気密低下を
防ぎますねん。
 

壁を一枚ずつクレーンで吊って設置
丁寧に釘打ちとレベルを見ていきます。
ここで大切なのは しっかり
ダイアフラム(堅牢な箱)を造ってから
次の工程に進むって事です。
以外とこの基本 知らない業者さん多い・・
 


昼には2階床の設置に
浮いてるのは 2階の床パネルです。
システマチックで早いでしょ♪
しかも現場制作より全然正確です。はい。

 
 
遠くから飛ぶ壁パネルを・・(笑)
レッカーとかクレーンで車置く所無かったので
結構遠くに車置いて来たんです(^-^;


2階壁パネル設置ほぼ終了の図
緑色に見えるのは
先貼りベバーバリア(防湿)シート
先に設置することで 性能を維持できます

 
 

ほら 内壁上にも入ってるでしょ。

冬季の室内浮力と夏期の屋根からの
暖気下流を防ぐためにも
最上階のベバーバリアは入れておくべきっす

軸組工法の場合は
壁の通気=外気となってしまいます。

ベバーバリアの上に断熱材の施工です


だいたい 棟上げ2日目でこんな感じ
35坪くらいまでなら1日でここまで行きます。

天候に左右されにくい工程って
必要ですよね!♪
 

そして屋根工事スタート

画像は下地のアスファルトルーフィング
施工中です。
ここまで来ると 雨天の心配も無くなります。
 

補強金物もバッチリ。
合板の隙間解ります?
これちゃんと理屈知ってないと
後で大変な事に(謎笑)
 
 
で 大工ちゃんと開口の図(笑)
窓開口の廻りに張り出しが設置してあるの
解るでしょ。

この現場は外貼り断熱も付加してるので
その分と通気の分53o足してあるのです。
隠れちゃう所ですが
耐候性が上がる様 
米杉(ウエスタンレッドシダー)を
含水率12%まで落として加工っす。
エライでしょ(笑)


防風紙の施工後 外貼り断熱工事です。
外貼りはフェノールフォーム(ネオマフォーム)
35oです。硬質断熱材の中では
最も経年劣化が無く 環境負荷も低いのが
特徴です。熱伝導率0.02を誇ります。

窓下の黒いモノは窓用先貼り防水シートです
 
 

当然 最下部の水切りも大きいので特注です
GL鋼板で造ってます。
ちゃんと防風紙より先に取り付けしなければ
いけません。はい。


屋根〜壁の取り合い
仕上がりから追っての設置です。
画像は捨て水切りでステンレス製で
自主基準として20p立ち上げます( ̄^ ̄)v
 
 
先貼りベバーバリアと後貼りシートの
連結の図。取り合い巾は20p以上で
ブチルテープでしっかり施工です。
この後 ボードでも押さえるんですけどね。

外装下地&防水がしっかり施工できたら
仕上げ下地を造ります。
こんな感じで飾りを入れてと・・


窓廻りもちゃんと気密&防水が必要です。
画像はスーパー現場監督KUBOちゃん(笑)
窓廻りに発泡ウレタンを入れています。

※ただし窓上は高性能GWで施工ですよ。
 

窓は木製LOW−Eサッシュ(MARVIN)
実は窓からの熱損失って多いのです
仕上がりも現場塗装で素敵になるのです(笑 



ちゃんと美しく施工された
高性能グラスウール16K品
24Kだと固すぎてコンセント廻りの施工に
ムラが出るので16K品を使ってます。
内壁に入れる事で 吸音と蓄熱の役目も♪

天井には無垢パイン材を取り付けてます。
下地は12.5oの石膏ボード。必要すよ。
 

おっと 仕上げの前に
外部釘打ちのチェックを。
CN50 100oピッチ以内。合格です(笑)
 

そしてスーパー現場監督(謎)の隣に
上がってるパイプは換気システムへの
地熱回収パイプです。
断熱しようかと 現場発泡かけたんですが
途中で断念・・ちと使いすぎ(爆)
GWで断熱仕直しましたよ(^-^;
 
 

外部はレッドウッド下見貼り
真鍮釘で納めました。

こんな風にデザインするだけで
ちゃんと和風になりますね(笑)
設置後 現場塗装で仕上げます。
素敵ですよぉぉっ


外部に使用した弾性塗り壁材 FromUSAです
 
 
こーやって コテで
コテコテと塗って行くのです。
窓はしっかり養生してます


2階BEDROOM仕上げ前
壁・天井の白っぽい線?はパテの後です
不陸を無くして仕上げを綺麗にする為です。
床はちゃんと養生。
窓枠もインテリアに併せて塗装します。
掃き出しの窓からは スノコ状のバルコニーへ

木製のバルコニーって
結構良い感じになりますよ。
もちろん 屋根もありますしね
 
 
LIVINGからの階段
踊り場を広〜くして書斎スペースに。

家族の気配を感じながらのPCは如何?
お子様大きくなっても安心ですよね。

ちなみに階段横のドアは半地下へ
そこは断熱区画外で計画してますので
漬け物もバッチリすよ♪
 

壁の出隅(コーナー)には
金物を設置。
ラインを綺麗に出すのと
住み初めて何かぶつけた時でも
安心なのが理由です
 
 


おっ?吹き抜けの壁に穴が!?
失敗工事?(爆)

向こうは主寝室で
障子建てて 和を演出するのです♪
 


かんせーっでーっっす(-_☆)
コテコテの北米式枠組み壁工法なのに
玄関は千本格子の引き違い(笑)
オクタゴン(八角形)の窓も効いて
和を演出してるでしょ。
 
 

玄関前の屋根アップ

天井化粧は郷天井を採用
縦格子も雰囲気ありありでしょ(^-^;

柱や飾りは躯体の上から
ウエスタンレッドシーダーを
貼ったのです。

って事はお手入れも交換も楽々って事すね


バルコニーやら下見貼りを見る
ここも躯体に防水後 米杉を化粧してます
この後広大なDECKが出現しました

 
 
ダイニングを見る
天井は無垢パイン
床は無垢サクラ材をチョイス。
壁は漆喰です。漆喰良いですよぉ(-_☆


奥様ご希望の対面式キッチン
キッチンからは屋根付きの
大きなサービスデッキに繋がります。
ゴミ出しも楽々♪
キッチンからも洗面室やトイレに行けます。
廻れる動線を御提案です。

不凍液循環式の床暖房入ってます。
 
 
玄関の吹き抜け

さっきの丸ぢゃ無くって こっちは半月
障子も紙付きと枠のみってのもご用意。

夏と冬で模様替えできます♪
夏は竹格子なんて良いですよね。
壁は和紙です。感じ良いですよ。


階段の図
アイアンと木のコラボレイト(笑)
蹴込みはあえて漆喰としました。
後々のメンテにも耐えますですよ。
大切な事です
 
 
リビングとヒト繋がりになる和室の建具
綺麗な格子デザインでしょ。

和室側は襖になってましゅ(^-^;

おまけ



K様邸積雪の図(これ大分減ってます)
いやぁ 2005年12月は雪多かったす(汗)
普通に1階の窓隠れるくらいだったそうです。
基礎が地熱を吸い上げて
基礎廻りだけ雪が溶けてますね。
※床下暖房とか基礎断熱はしてませんよ

あ そそ 保証書と共にお引き渡し完了です
 
 

デザイナー近影(笑)


K様誠に有り難うございましたm(_ _)m



 


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