突然ですが私 アンティークが好きだったりしまして。
以前は UKのSotheby's(サザビーズ)にデポジット置いてた位(笑
で 趣味の押し売りで(爆
なんちゃってディストレススタイルのご紹介。
※ディストレスとは 苦悩とか痛み・ストレスの事
↓さて これ何やってるでしょう?
ヒントは お客様邸の風除室(玄関前)でして。
Walnut(クルミ)製の小粋なドアです。
はぃ。傷つけてます(爆
あっはっは。
傷つけて 色塗って磨いて 削って磨いて
そして色塗って 傷つけて。
実際 何やってんだって作業です。
↓あとテクニック?としては 焼き加工とか
バーナーなんかで軽く焼き入れて
使い込んだ独特の風合いを再現します。
↓虫食い仕上げなんて やってみたり。
画像 一番最初の悪戯?の後ですね。
虫食いの後まで創っちゃうと 更に風合いが増します。
↓そして定番 重ね塗りとか。
何層にも塗装を重ねた 微妙なディティールが
使い古した雰囲気を演出します。
ディストレスカラーで 雰囲気ばっちしでしょ。
って 嫌いな方には何バカな事やってんだ?ってお映りでしょう(笑
しょうがないんです。アホなんです(爆
こんなんにお付き合い頂きますクライアント様・・
ホント ありがとうございます(涙
そんなこんなで仕上げて 取り付けるとこんな感じに。
↓昨年末完成した S様邸風除室ドアです。
わざと雪と被せてみましたが 解りにくいって(汗
こちらは コロニアルスタイルとしましたが
こんなスタイルは シンプルにスパニッシュスタイルにも似合います。
↓F様邸です。
画像では解り辛いですが 外壁・荒コテの素朴さが
本場を彷彿させます。
大枠のデザインは 細かいディテールの集大成でもある訳です。
で なんとこのドア 格子向こう(室内側)に もひとつ扉付いてまして・・
開けると 外見えるって仕様です(牢屋かって・爆)
※開拓時代のアメリカでは必需でした。
ガラス部分は ちゃんとペアガラスなり。
↓で 番外としてパインシャッターとか。上のS様邸っすね。
アイアンスタッド付きですが これもフェイクですよ。
海外のアンティーク家具とか 結構な値段つけて
実は なんちゃってアンティークな事あります。
お気をつけを(笑
その影に Eye's在りかも ←んな訳無い(-_-;)
↓なんて言いつつ やっぱり本物は良いです。
はるばるSotheby'sから 船に乗ってやって来たチェストです。
この風合いは ナンチャッテでは出せません(笑
と こんな感じも好きな方 うちの事務所のドアは
はるばる北欧から来たのですが 例によって痛めてます(爆
宜しかったら 笑いに来てください。はは。
仕上げに ホワイトアウトしてますので
ちょっと印象は異なりますけどね。
ふたつと同じモノはなく
そこにあるのは 想いの入った銘木だけ。
どこまでも 使い込むほどに味わいを深め
本物だけが持つ 愛しさに溢れていく・・。
ま 単に古めかしいっちゃ それだけなんですが(爆
本物で遊ぶのも悪くないでしょ
↑やっぱり遊んでたらしい^^
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