HOME |
純国産大断面ティンバーフレーム見学会開催 |
|
|
今回、お施主様のご厚意を頂き■大断面ティンバーフレームの家■を、ご見学頂けます。
また、駐車場の関係で、見学会は予約制と致します。お申し込み後、地図等詳細をお伝えいたしますので、お気軽にお申し込み下さいませ。
この住宅は、純国産材を8寸×5寸に大断面加工し、極限耐力まで綿密に構造計算、もちろん積雪地飛騨への対応として、耐雪設計も2Mと、地域自治体の克雪住宅建設補助金も頂いております。
更に断熱は、次世代基準の半分以下の熱源で、快適に暮らしていける性能をご提案。地熱を使った床下暖房の気持ち良さを、是非ご体感下さい。
山を守るため、環境負荷を限りなく少なくするため、木をまるごと全部使う!事を大前提とし、持続可能なサイクルを確立いたしました。
木をまるごと使う←供給システムについてはこちら(ブログサイトへ)
住宅は、家族の要です。必要なのは、次世代へ受け継ぐ事が出来る卓越した耐久性や、小さな熱源で暮らして頂ける、断熱性能です。
この機会に是非、イメージで語らない住宅性能、本物の持つ質感をご体感下さい。
■ 開催日時 : 08年 3月 1(土)2(日)日
<終了いたしました
■ 多数のご参加 誠にありがとうございました。
〜〜 イメージで語らない性能 〜〜
|
|
|
|
耐震性能3ランク |
次世代基準の倍以上の性能 |
200年住宅構想 |
|
恒久住宅への三つの訳は、上記をクリック下さい
|
強さの訳 |
|
|
|
基礎全景です。
地盤調査から求められた強度を、構造計算にて忠実に施工。
大断面が乗る為、基礎巾は180o。
※建築基準法では120o以上とされています。
アンカー等は、田植え方式では無く、コンクリート打設前設置としています。 |
|
大断面の柱は、土台では無く、基礎に直接緊結されます。
画像は、引き抜き金具。オリジナルで、プレート厚みは9o!と言うゴツさ(笑
16oのドリフトピンで緊結します。
通常の金物工法が、おもちゃに見えます。はは。 |
|
柱〜梁〜桁〜登り梁等も、全て9o厚の金属プレートで緊結されます。
地震等での、経年変化にも強く、100年後でも、その強度が保たれる事を前提としています。 |
|
桁部分、緊結の様子。
クリックで大きくなります。
適所に金物で接合される事となりますが、全て構造計算にて、最適な強度が保たれています。 |
|
棟上げ全景です。
屋根は登り梁を採用しました。
どうでしょう。たくましさ伝わるでしょうか。
内部は、この構造躯体が、そのまま造作材を兼ねる事になります。
|
|
|
高断熱の訳 |
|
|
|
断熱基本概要です。
今回の邸宅では、基礎断熱を採用し、天井は屋根断熱とし、家全体を断熱材で、すっぽり囲っています。
=断熱材の仕様は以下=
■基礎:防蟻EPS(スカート断熱共)@70o
■外壁:充填=高性能GW@100o
内部ベパーバリア施工
外貼り=高性能GW@50o
■屋根:充填=高性能GW@280o
内部先貼りベパーバリア施工
上記仕様で、正確に施工する事によって、次世代断熱基準の半分以下の熱量にて、快適に暮らして頂けます。
もちろん、使用する熱源低減による、ランニングコストの低減・低炭素生活が実現できます。
こちらの邸宅では、床下にFFストーブを導入し、基礎からの地熱・蓄熱の恩恵も快適さに寄与しています。 |
|
基礎断熱近影。
180o幅のコンクリート外側には US製防蟻EPS断熱材@70oです。
画像にはありませんが、スカート断熱(水平)も、外周ぐるりと900o幅で、連続しています。
EPS外部には、保護用のネット&モルタル掛けしてあります。 |
|
基礎〜土台間は、前周ゴムパッキンで気密
土台〜壁間は、外部面材気密
土台〜壁間内部は、先貼りベパーバリア設置。
気流を止める事は、断熱気密の第一歩。
この作業を適切に行う事で、断熱作業の半分は終わった様なモノです。それ位大切な作業なんです。
画像は下部ですが、コンセントや梁・桁周りなど、随所にチェックポイントが存在します。 |
|
子供室壁〜屋根断熱の図
壁は高性能GW@100o
※外貼りとして、プラス50oの付加
コンセント周りや桁間のベパーバリア処理は大切に
天井は登り梁+小梁間に高性能GW@300o
画像は屋根断熱@100o終了後、200o分の断熱スペース分の下地を作った所です。
登り梁からの先梁ベパーバリア見えますか?
大切ですよぅ。
もちろん外部側には通気層が必要です。
こちらは小梁上の垂木間65oを的確に通気層として確保しています。
ベパーバリアは、ポリ0.2oです。
本土では、0.1o厚が通常ですが、本来0.2o製品を使った方が宜しいかと思いますよ。 |
|
外部の断熱下地です。
窓下のゴムアス・フラッシング見えますね。
丁寧な施工が耐久性を支えます。
室内側で防湿する場合は、外貼り断熱に透湿性能を持たせる為、繊維系断熱材としますが、経年変化でズリ落ちたりしない様、ちゃんと下地が必要です。
|
|
そして外貼り断熱施工
高性能GW@50oです。
充填断熱と併せ150o断熱となりますが、外貼りを付加した事によって、木材の熱橋を最小限に抑える事が可能で、同じ断熱材を使った206WALLより30%以上、断熱性能が良くなります( ̄^ ̄)v
この後、防風紙→外壁通気下地→外壁工事と続きます。
|
|
|
|
超耐久の訳 |
|
|
屋根仕舞い終了の図
たくましさ 伝わりますか(笑
見た目のドッシリ感も、安心材料ですよね。 |
|
大引きの図
柱が基礎から立っているのが解りますね。
大引きが黒いのは、液状炭を塗布してあるからです。
このスクロールスペースが地熱の回収&蓄熱層になるんですね。
画像は1階ですが、2階の床は、床剛性を取る為、梁〜根太間の接合1カ所につき、CN90を9本とか、限りなく剛性を高めていきます(場所によって異なります)
|
|
柱立ての図
8寸の柱・・でかっ(笑
基本、大断面&外部構造用合板で耐力を取ります。
後々の改築の際でも、余計なお金を掛けない為ですな。 |
|
建てる柱には、予め9o厚!の金物とドリフトピンを仕込んでおきます。
応力によって、金物の大きさは異なりますが、この金物で、接合強度を保つ訳です。
木材が無垢な事解りますよね。
オールドグロスでも無い限り、キルンドライとして、案水率16%以下のモノしか流通に乗せません。 |
|
大断面の柱は室内側に、15o変心させてます。
その上にアスファルトルーフィングを巻き、レベル併せの枠材を取り付けた後、構造用合板で耐力を求める訳です。
あり得ない事ですが、万が一の漏水の場合も、主要柱が腐食しにくくする意味があります。
また、耐力はほぼ外壁のみで取り、数世代後の大規模改修の際に、内部の壁を取りやすくしているのです。
200年住宅を目指した場合、耐力に影響無く、内部の壁可変が簡単に出来る様しておく事は、大切なファクターとなるでしょう。 |
|
外部に構造用合板を貼った図
構造用合板は CN釘@50oピッチ。
全て 綿密な構造計算の元、定められます。
大断面のアスファルトルーフィングに、隙間が見えるのが解りますね。
万が一の為の、転ばぬ先の杖です。
また、主要柱は基礎から直接立てるのは、100年超えの際、土台や柱を替える必要があった場合、その部分だけ替えられる様している為です。
二重三重の対策。まだまだありますけどね(笑 |
|
登り梁&小梁の図
ごっつい金物が見えますね。
そしてこの上から、垂木の施工です。
釘・ボルトピッチ等も、全て構造計算で定められます。 |
|
もっともっと 色々テクニックが隠れています。
是非この機会に、超耐久の思想・低炭素で実現出来る快適な暮らしを、ご体感下さい。
|