金具軸組工法の出来るまでを覗いてみましょ
 


まずは地鎮祭です。
地の神・万の神様にご挨拶
工事の安全と今後の御家族の繁栄を
お祈り致します。
 

そして第三者機関による地質調査

調査・検査・保証をお願いしています。
大切な事ですよね。
 


地盤調査にて基礎仕様にOKが出て
予定通り工事STARTです。
画像は床堀っす。低盤の下まで掘り下げます
この後 水道先行配管が待ってます。
 
 

床堀した所にベース砕石を転圧します
画像の黒いのは【備長炭】です。
クライアント様のお祖父様が炭焼きを
やってみえる様で 使いなさいと(^-^;
 


レベル出ししてたらクライアント様参上!
かーわいぃー♪(失礼・・)
いつも お心付けすいませんでしたm(_ _)m
 
 

で ベース及び立ち上げの配筋検査
ちゃんと設計通りになってるかチェック!
職人さんが緊張のヒトトキです(笑)
 



補強筋とか定着もしっかりチェック
良い良い。うん。
 
 

鉄筋検査が合格したらベースコン打ちです。
スランプ18 N27のJISコンクリート
↑ねばーいコンクリなんです(笑)
 

立ち上げ巾は当社標準150o
鉄筋へのコンクリート被り厚もチェック!
 

で OKなら打設開始
手前のヒトが持ってるホースの中に
あのねばーいコンクリートが流れて来るんです
 


画像はホールダウン金物
結構寸法的にシビアなので
いつもコレの設置には気を遣います(汗
この後綺麗にコテ仕上げでレベルを出します
 
 

はい!型枠外して美しい基礎全景です

養生中ですが あいにく雨が降って
水溜まってます。
実はコンクリート養生にはうってつけです。
木工事前に排出しますけどね

←ホールダウン金物設置は構造計算によります


基礎の養生も終わり木工事START!
ヒバの土台を設置していきます。
黒いのは液状木炭。
床下にも気を遣いましょう!
 
 


鋼製束にて大引きのレベル出し
見えなくなる所ですが
やはり気を遣いたいモノです。
 

土台・大引きをしっかり施工したら
28o厚の下地合板の設置を。
これで堅牢な剛床を造るのです。
合板の下に見えるのが断熱材
このおうちは床下断熱を採用しています
 
 

床も出来上がり一日目は終わります。
この後 でっかいシートで養生して
お疲れさまでしたぁ♪となります。
合板に切れ目みたいのが見えるのは
畳の分だけ床を落とした所です。
そうすると 仕上がりがフラットになるざます。
 


はい 棟上げSTARTです。
管柱を持って大工ちゃんが走ります(笑)
米松の通し柱は重いぜぇぇ(^-^;
 
 

で 程なく2階梁の設置へ

柱や梁から出ているのがHS金物
ホゾなんかの代わりに
もっと強い接合部を造ります。



梁の上に出ているのが柱用金物→
柱と梁を緊結するのです
 

梁の図
この溝を左の画像の金物に
接合しドリフトピンってので緊結します

 


昼くらいまでには 2階床下地合板まで
行きました。
この剛床が大切なんですよ。
 
 
腹減ったぁぁぁ で昼休み。
クライアントさんに お弁当とか頂きました
ありがとうございましたm(_ _)m
 

これお弁当をパチリ(笑)
お酒まで頂いたんですが
まだ仕事ありますのでって事で
わざわざ包んでまで頂きました(涙)
 
 

昼休みも終わり 工事はちゃくちゃくと(^-^;
画像は3階部分(小屋裏)です
向こうの三角の小屋壁が白いのは断熱材
こちらは小屋裏収納を造らせて頂きましたので
その分の壁です。結構広大な収納ですよ。
 


垂木と梁をつなぐハリケーンタイと言う金物
ツーバイの技術応用ですが
しっかり施工する事で風に強くなるのです。
実験では45M/Sの風に耐えています。
 
 

一日も終わりに近づくと
だいたいこんな感じに。
この現場は一日で屋根下地防水まで行けました
システマチックで宜しいでしょ(自画自賛・笑)
 



夕陽に佇む我が勇者大工衆(爆)
あと 養生が残ってるからねぃ

 
 

軸組を終え 後付け補強金物が終わったら
壁パネルの設置
釘打ち本数ちゃんとチェックしてるわよーん(笑)
 

壁パネルの設置が終わると こんな感じ
この後下地防水やサッシュの設置です。
 
 

サッシュを取り付けたら防風紙の前に
窓廻りへ防水テーピング
両面ブチルの巾150oです。
 



外装下地防水検査に合格したら
外装工事へと進みます。
 
 

話は戻って(笑)外壁パネルの内側。
白いのがEPS断熱材です。
環境に優しくヒトに優しく〜な提案の一つです。
 


この おうちも職人さんによる塗り壁でした。
ぬりぬりコテコテ・・ぬりぬりコ・・
目悪くなるぅぅぅ(職人談・爆)
 
 

さて 大工ちゃん ノミ持って何やってんでしょ
(左下画像へ)


ん?階段に?
それにしても それって建材ぢゃ無いよね(謎)
 
 

こちらは床工事の風景
パインの無垢材で 厚みが30oあります!
もちろん一枚一枚貼っていくのです。


こちらは換気システムの本体
ここにダクトで外気を導入し
排気される室内空気から熱交換した
新鮮空気を室内に供給します。


機械って言えば この本体のみ。
あとはダクトだけだからメンテも楽っす。
 

じゃじゃーん!完成の図♪
大工ちゃんが頑張って細工してたのは
この階段手摺りでしたぁ
階段下のルーバー戸の中にはFFストーブがw
めんどーな事やらすなよって(笑)
 


キッチンシンクから階段を見る
実はあの手すり 流木なんです(笑)
強制乾燥までかけてみました。
中電さんのダム産です(爆)
手摺り子はロートアイアン
素敵なコラボでしょ(^-^;
 
 

さぁ この建具の向こうは何ざましょ?

もちろん無垢板造作です
その隣はスウェーデン製パインドアです

天井は構造用の梁をお化粧しました。



右上の建具を取ると畳の部屋が。
え?建具何処行ったって?
実は 写真奥の襖みたいのんがソレです。
裏面は部屋に合わせて和紙貼りとし
並べる事で省スペースに。
名付けてナンチャッテ2間続き(爆)
 
 
南側のデッキ
この上も同じだけの大きさの
木製デッキがあります。

これは夏の日射を遮り冬の日射取得に
貢献してます。


窓廻りとか出隅は全てRに♪
ちょっとお洒落でしょ
窓はYKKの樹脂製サッシュLOW-Eペア
窓台なんかは無垢のパイン材を加工してます
 
 
ステンドグラスの納めもRに
きっと 大工ちゃん めんど−な事さすなよ
って思っただろーなー(笑)
コレ洗面室に室内の光を落とす為に設けたっす


ばっきゅーん!
純木製のオリジナル玄関ドアざますぅ。
自分で傷付けたりして
わざとアンティークに仕上げました。
クライアントさんに気に入ってもらって
ほっ・・(心配だったらしい・笑)
 
 
←のドア内側
なぁーんと ガラス内側に もひとつドアあって
外が覗けます。
かーわいぃぃぃっ(自画自賛)
もちろんガラスはLOW-Eペア
名付けて EYES牢獄スペシャルドア(爆)


ダイニングからキッチンを。
IH廻りにはカルチャードブリックを
対面側はシンクのみです。
喫茶店みたいですが全然使いやすい
ですよってのは クライアント様弁(^-^;
後ろの隙間にはお手持ちの家具が
ビシャリ!と収まります。
引っ越し屋さん曰く・・すげなコレ・・(笑)

水回りの床は素焼きのテラコッタタイルです
 




パインのドアの向こうはトイレっす
その隣のドアはパントリーで
中にはだだーっと棚が並んでます
 


築後点検に伺ったら
サンタさんが遊びにみえてました(笑)

床はパイン材無垢の上に
植物塗料で仕上げました。

なんとクライアント様ご一行にての施工です
そーゆーのも楽しいですよね♪(ホントかっ)
 


階段から吹き抜け風景
漆喰の壁が すっごく良いのですぅぅっぅ。
 


オリジナル洗面の図
既製品にするか最後まで悩まれましたが
ボゥルと水洗を国産にする事で
機能性とカントリーっぽさを両立♪
 

カーテン等も全てコーディネートさせて頂きました
写りが悪いのが残念(^-^;

けど奥様 すっごくセンス良くって
置いてある小物なんて技物です。はい。


ようこそ我が家へ♪なエントランス
スパニッシュにあくまでシンプルに
こだわりました。
横には造り付収納まであるんですけどね(^-^;
雰囲気あるでしょ♪
 

デザイナー近影(笑)



F様 誠に有り難うございましたm(_ _)m


建築途中の間には、カラー打ち合わせを初め、色々な打ち合わせが待ってます。
結構楽しい時間ですよ。ご一緒にいえづくり楽しみましょ