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〜〜 中古住宅購入・ご実家二世帯リノベーションのススメ 〜〜

 


二世帯同居〜もちろんメリット・デメリットは存在します。



まずは新しい暮らしを考える時に、本来自分がしたかった暮らしはどういうものなのかと言う基本に立ち返り、プロ視点からの提案型で進めて行く事が近道だと思います。

 



例えば二世帯プランの色々、大きく3プラン -----
 

 

赤:親世帯  青:子世帯 
建物を縦割りで分ける二世帯プラン

玄関・階段など分割して作れば、マンション等のお隣さん感覚で暮らすことが出来ます。

一軒家×2軒より外壁・構造材等が減ります。
 


 

赤:親世帯  青:子世帯
1階と2階で分かれて使用する方法

例えば玄関を共有し、1階は親世帯・2階を子世帯と分割するプラン。

比較的簡単に世帯を分ける事が出来ます。縦割りと比べ音等の配慮が必要になりますね。
 


 

赤:親世帯 青:子世帯 紫:共用部
水回りなど共用部分がある分割方法

部分共有・水回り等完全分離も可能ですが、共有スペースを多くする事で、各世帯部分を大きくしたりコストを抑えたりする事が出来ます。

世帯間にある生活スタイルの違いを十分に配慮しておく事が必要でしょう。
 


・・・・・・・・・・

 

無理はイケませんが、今の日本における二世帯同居はメリットも多く存在するかと思います。法規・税制等も加味し、どんな暮らしが将来的に有利なのかも考えたいモノですね。
 


それではケーススタディとしてA様邸の成功プランを拝見させて頂きましょう。



こちら、お父様が建てられたお家を減築+断熱・耐震補強をメインに、二世帯同居住宅へとリノベーションさせて頂きました。


1階を親世帯・2階を子世帯とし、玄関から水回り全てを完全分割としています。


光熱費も完全分割なので、あくまで同一敷地にて近くて遠い、遠いけど一番近いお隣さんと言う相互関係となっています。


音対策としては、水回り・居間・寝室等は上下階にて大きな位置相違は無くしてあります。

 

ビフォー
 

アフター
 

10年ほど前に改装したと言うお部屋の天井
断熱不足が良く判ります。
 

さぁ大規模リノベーションの開始ですよ
 

床下防湿を行う為に逸りましたら
基礎が無い部分が多数・・
この辺も10年前の改装部分と(汗
 
耐力壁部分等は基礎の補強を。
既存部分は「抱き基礎」方式として
耐震力を担保します。

耐力上必要な梁等横架材も追加です。
 
垂木・母屋のフィルムは先張り防湿シート

屋根垂木のサイズ感が判りますね。
この厚みに200mmの断熱+通気層を。
 
ニーブレス(頬杖)が見えますが
柱まで要らないけど・・と言う
計算結果での追加です。

ご両親世帯の玄関
 
ご両親世帯に設けた和室

子世帯側の玄関
 

玄関を開けるとクロゼットと階段
 

ご両親世帯の玄関
意匠下がり壁の裏側は(矢印部分)
 

子世帯側のホールからの採光を。
唯一両家が繋がってる部分でしょうか^^
 

子世帯側のキッチン
フルステンレスのセパレート型をチョイス
 
親世帯のキッチンは既存キッチンを
手直しして(お風呂等も同様に)

お子様のお部屋
デスク用カウンターを設置
 
お子様の部屋2
北側トップライトで爽やかー^^

お手持ちの鏡をコネコネ・・
アンティーク加工 ⇒⇒⇒
 

洗面台の前に設きました。
手術用シンクも宜しいでしょw
 

アンティークと言えば
ドアなんかもエイジングしています
 

エイジングドアの向こうは
がっつりアーバンな感じですが(笑
 

居間からダイニング〜キッチンを。
ニーブレスが効いてるでしょ。
 
センスの良い奥様にお願いされた
アンティーク加工テーブルもオリジナル

奥様がお持ちになった・・か・・かわうぃ(笑
実はハンガーラックだったんです。
 

画像奥TVボードの両端に鎮座して頂きましたw
その裏は家事カウンター&飾棚
 

ご両親世帯の居間も掘りコタツに
窓の前にはテラコッタを ⇒⇒⇒
 

テラコッタの下にはブロックを敷き詰め
冬期の日射蓄熱層に
 

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如何でしたか?
遠いけど一番近いお隣さんリモデルです。


初めは新築のご相談でしたが、既存建物の大規模改修の方が
コスト的に有利と試算し動いたプランです。



つかず離れずだけど、それでも職を持ってみえる若奥様の代わりに
学校帰りのお子様を見てくれる、お爺ちゃんお祖母ちゃんがすぐ隣に^^

☆☆ 楽しく同居 ☆☆


相続・ローン控除・次世代の事も加味して
色々シュミレーションしてみましょう。



ご相談は無料にて賜っております。

 


今回はご両親のおうちのリノベーションでしたが
二世帯住宅って何も新築だけの思考ではありません。

中古住宅購入&リノベーションも選択肢として考えるのも手ですね
 



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