=過去ログ=


3月のヒトコト
2月のヒトコト
1月のヒトコト

 

▽今日のお題▽

4月30日

子供を産み
育てやすい国か?
日本は48%・米国78%

4月29日

エチゼンクラゲの
大量発生 
温暖化の影響か

4月28日

ホリエモン 保釈

4月27日

食品捨てれば優良店 コンビニ業界の常識?

4月26日

日本政府 
温暖化防止対策 
米中の参加促す

4月25日

中国の大気汚染 
アメリカにも到達

4月24日

チェルノブイリから
20年 
温暖化から原発復権か

4月23日

ヒマラヤ氷河
毎年15m後退

4月22日

世界初の燃料電池
試験車両 JR東日本

4月21日

エコドライブ 
燃料1割以上減の効果

4月20日

お越し太鼓

4月19日

ついにドバイ原油
過去最高値

4月18日

世界7遺産が
消滅の危機 
開発と温暖化

4月17日

パームオイル
「環境にやさしい」は
誤解?
4月16日
中国 春の砂嵐(黄砂)深刻 死者まで発生

4月15日

喫煙習慣のある妊婦の出産は低体重児
リスク2.2倍

4月14日

有害物質を使わない
ケミカルレスタウン
計画始動

4月13日

やさしい化学物質入門

4月12日

合掌家屋の葺き替え

4月11日

風力発電の行方

4月10日

地球にやさしい発電?愛知万博の失敗

4月9日

温暖化対策で
午後8時に消灯 
環境省

4月8日

インド また
鳥インフルエンザで死者

4月7日

南極の温暖化は
地球平均の3倍の速さ

4月6日

PSE無し中古家電
販売を事実上容認

4月5日

都市高温化の
主な原因は?

4月4日

薬害エイズ
和解から10年 被害者
6割に「心の病」

4月3日

温室効果ガス 
計算ミスで
実は0・8%減

4月2日

アマゾンの森林が
2050年までに
40%消失?

4月1日

中国:汚染物質排出
2700社閉鎖

 


06年4月の一言
 

4月30日 ■子供を産み育てやすい国か?日本は48%・米国78%■

内閣府が 日本・韓国・米国・フランス・スウェーデンの
5か国で実施した出産や育児などに関する
意識調査の結果を公表した。

「子供を産み育てやすい国かどうか」の質問で
「とてもそう思う」「どちらかと言えばそう思う」と答えた人は
日本は計48%にとどまったのに対し
少子化対策先進国で知られるスウェーデンは98%
米国も78%に達した。

日本とスウェーデンの違いは責任かも
スウェーデンでは 育児は夫婦の共同作業との
受け止めが多いのに対し 日本は「妻が担う」と考える人が多く
夫婦の役割に関する意識が 上の数字に繋がったのでは。

各国1000人以上の回答らしいから
あながち無理な統計でもなさそう。

ちなみに統計は・・
 
「子供を産みやすいか」に関しては、日本は「とてもそう思う」が9%、「どちらかと言えばそう思う」が39%。韓国は、両方の回答の合計が計19%にとどまり、最低だった。フランスは合計が68%。

欲しい子供の数より実際の子供が少ない人に、「さらに子供を増やしたいか」と聞いたところ、日本では「増やす」と答えた人は43%で、「増やさない」は53%。韓国も「増やさない」が半数を超えた。米国とスウェーデンは「増やす派」が約8割だった。

増やしたくない理由(複数回答)については、「お金がかかる」を挙げた人は韓国68%、日本56%と高かった。一方、スウェーデンと仏は「高年齢」「健康上の理由」が上位を占めた。

育児における役割分担では、日韓と、それ以外の3か国で違いが目立った。日韓は「もっぱら妻が行う」と「主に妻が行う」を合わせると7割近くに達した。スウェーデンは「妻も夫も同じように」が9割強で、米仏も同じ考えが半数を超えた。
 
「3歳までは保育所を利用せず、母親が世話すべきだ」という意見をどう思うか聞いたところ、日本は7割近く、韓国も8割以上が賛成したが、スウェーデンは反対が7割近くだった。

少子化の歯止めは政策なんかぢゃ無く
世の男性方が いかに子育てに参加するかに
かかっていると言っても過言では無い??

・・・じっと手を見る(何故か小さい字で・・)

 

4月29日 ■ エチゼンクラゲの大量発生 温暖化の影響か ■

 大型のエチゼンクラゲが02年以降
 日本沿岸で毎年のように大量発生している。
 
 水産庁によると 05年度の漁業被害は
 漁獲量の減少など10万件を超えたとの事。
 エチゼンクラゲは東シナ海で誕生 
 その後北上し日本海へ。
 
 人間活動による海の生態系の変化が
 大量発生の原因として有力視されているが
 研究や対策で国際的な連携も本格化している。
 
 温暖化や汚染の影響との見方が有力なり。
 こんな所にも汚染の影が墜ちてくる。
 

4月28日  ■ ホリエモン 保釈 ■

昨日21時40分 元ライブドア代表 堀江氏保釈。
代表は辞任したと言え 筆頭株主には違いない訳で。

今後どんなパフォーマンスを見せるのだろう。

でも 彼はきっとライブドアの経営に対して
しがみつく事は無いと思える。

と 言うより 保釈金3億円・・
げ (^-^;

そう言えば 新党大地の代表『鈴木宗男』氏も保釈中だったよね。
それ狙ってんの?(謎)

 

4月27日 ■ 食品捨てれば優良店 コンビニ業界の常識? ■

産経新聞の調査によると・・
コンビニエンスストアが出す廃棄物に『下限数値目標』が
存在する事が解った。

下限数値目標とは 数値以上の廃棄物を出しなさいって事で
その多くは弁当や総菜といった食品ゴミで
目標を達成すると、「優良店」となるシステムもあるという。

文書によると、「原価(仕入れ値)で(月に)三十万円以上(廃棄する)」
と記されている。30万円以上捨てれば優良店と・・。

背景には廃棄を恐れずに品ぞろえを豊かにしなければ
「コンビニ戦争」を勝ち抜けない事情と
より新しいものを求める消費者ニーズの高まりがある。

これ 現在目指すべき日本の状況とは真逆。

ちなみにコンビニ1店から年間で出る生ゴミは平均で4〜5トンとか。

やはり何度も言うように
生鮮食品はスーパーで。日持ちするモノはコンビニで。
ってのが良いのかも。
 

月26日 ■ 日本政府 温暖化防止対策 米中の参加促す ■

昨日の一言に関連して 大気汚染の繋がりについて。

地球温暖化問題で京都議定書に定めのない
2013年以降の長期的な国際協力の枠阻みについて
日本政府は 名指しはしないものの
米国や中国などの参加を促す意見書を
気候変動枠組み条約(UNFCCC)事務局に提出した。

昨年12月にカナダ・モントリオールで開かれた
同議定書第1回締約国会議(COP/MOPl)では
13年以降の次期枠阻み作りのため
「長期的協力に関する対話」(モントリオール行動計画)
今年からスタートすることを決定している。

ちなみに問題は 最大の温室効果ガス排出国である
米国が議定書から離脱した事や 中国やインドは
途上国に分類されているため 削減義務がないと言う事


先進国と言われる枠組み国のCO2削減は ある程度
目処が付きつつある。(現在のエネルギー損失では限界が見えてきたって事)

この辺りは 日本からの強い意見が必要。
 

4月25日 ■ 中国の大気汚染 アメリカにも到達 ■

先週 中国を訪問したEPAのジョンソン長官によると
中国の石炭火力発電所などが排出する汚染物質が
アメリカにまで到達しているらしい。

長官は「アメリカ国内の高濃度の水銀堆積物は
中国とインドから大気中を運ばれてきた」と指摘。

この発言で 国内で年間40万人の死者を出すとされる
中国の大気汚染問題は世界規模の大問題と改めて確認された。

水銀は人の神経系統や胎児・児童の発育にも影響を与える
毒性の強い重金属。
石炭を使う火力発電の排ガスなどが原因とされる。

国連の報告によれば 年間に世界で排出される水銀は
4400トン〜7500トンと推計され うちアジアが53%を占めるという。 

中国の大気汚染は 火力発電のほか 自動車の急増などで
深刻化していて 当局の非公式推計によれば2003年には40万人が
室内の空気汚染も含む大気汚染が原因とされる肺・心臓疾患で死亡。

都市人口の3分の1が「健康に影響する」汚染度二級以上の
環境下にあり うち1億1600万人が「非常に危険」な
汚染度三級の大気の中で暮らしているとされる。

実は日本など周辺国への影響も以前から指摘されていて
最近では酸性化が進む蔵王の樹氷の硫黄分が
中国山西省の製鉄所から排出されるものと同じタイプと言う
報告があったばかり。
(3月の一言へ)

温暖化防止の京都議定書の枠組みから行くと
中国は途上国として扱われ CO2削減義務を持たない。
この辺りの見直しが必要だろう。
 

4月24日 ■ チェルノブイリから20年 温暖化から原発復権か ■

ようやく時間見つけて『ガイアの復讐』ジェームス・ラヴロック著を読んだ。

著者は『地球自体が一つの生命体だとする「ガイア理論」の創始者』で
環境保護運動の理論的支柱と言われている。

その彼が新書で
「原子力は排出熱がなく地球温暖化に影響しない点では
どのエネルギーよりも優れている」として 
公然と原子力発電を支持する立場を表明している。

世界の反原発運動家に衝撃を与えた事は言うまでもない。

『私は警鐘を鳴らしたかった。温暖化への危機感はまだ足りない』
とする彼の主張は 温暖化問題が原発で解決するとは言っていない。

しかし 原発がなければ電力中心のエネルギーで成り立つ
現代の都市文明は維持できない。
風力などではまかないきれない。と言うモノ。

エネルギー消費を減らせると考えられていた時代は過ぎ
21世紀は「エネルギーを消費しないと文明自体が死滅してしまう
と言い切っている。

私的にはそうは思わない。実際 極論だとは思うけど
まだまだ ヒト類の努力は力を持つのではと思う。
確かに温暖化対策は遅かったけど 始まったばかりだし。

ただーし!オール電化とか言って 安い深夜電力を使えるのは
原子力のおかげだと言う事は忘れてはいけない。

物事にはリスク&ベネフィット(恩恵と危険性)が常に存在する。
 

4月23日 ■ ヒマラヤ氷河毎年15m後退 ■

中国による最新調査にて ヒマラヤ山脈の氷河が
毎年15メートルの速度で後退している事が解った。

世界の屋根と言われるチベット高原の氷河も
この30年で年間平均7%縮小している。

専門家は、これら氷河の急速な減少により
氷河の融水を頼りに生活している中国と
近隣諸国の数百万人の生活に悪影響が出ると警告する。

中国の氷河の年間融水量は黄河に匹敵する。

チベット高原の氷河はこの30年で
全体の9%に当たる4420平方メートルが減少した。
氷河の減少により水量は一時的に増加するが
減少規模が大きくなると下流では次第に水量が減るため
気候の乾燥・砂漠化が懸念されている。

ここにも黄砂拡大の流れが・・
今月の黄砂はアメリカまで渡ったらしい。深刻である。
 

4月22日 ■ 世界初の燃料電池試験車両 JR東日本 ■

JR東日本は「燃料電池」を搭載した世界初の列車を開発し
近く試験車両が完成することを明かにした。

試験車両は1両編成で 65Kwの燃料電池を2個搭載して
時速100キロでの走行が可能ととのこと。

この試験車両は 2003年にJR東日本が開発していた
ディーゼル発電機と蓄電池を組み合わせた
ハイブリッド試験列車「NEWトレイン」を改造し
ディーゼル発電機の代わりに燃料電池を積み込んだもの。

既に試験が行われたNEWトレイン 2007年夏ごろから
実用車両を長野・山梨両県を走る非電化の
小海線に導入する予定で 将来的に燃料電池列車への
置き換えも視野に入れているという。

列車と言う特異な車両は 自動車と違って
水素供給と言うインフラ整備が比較的容易に出来る。
ディーゼル機関車の排気を考えれば可能性は大きい。

でも 所で燃料電池車両の燃費ってどれくらいなんだろう。

燃料電池についてはこちら
 

4月21日 ■ エコドライブ 燃料1割以上減の効果 ■

 経済産業省の外郭団体・省エネルギーセンターが
福岡市などの協力を得て行った「エコドライブ実証調査」によると
急発進や停車中のアイドリングを控えるなどを心掛ければ
普通車でガソリン消費量を1割以上節減できる事を確認。

調査は昨年 福岡・大阪・仙台の3市で実施。
同センターが提唱しているエコドライブを
各自治体の省エネ対策担当職員ら計36人が実際に試した結果
全体の3分の2が 燃料消費量を1割以上
平均12.4%を削減できたという。

エコドライブのポイントとしては

■発進時 時速20キロになるまでを5秒間かけて加速すること。
■不要な加減速の繰り返しを避けること。
■減速は停車位置を予測し 早めにアクセルから足を離すこと。
■5秒以上停車する際はエンジンを切るなど
※5秒以上アイドリングすれば エンジン始動以上に燃料を消費するとされる為

エコドライブのポイントとしては発進時 時速20キロになるまでを
5秒間かけて加速すること。
不要な加減速の繰り返しを避けること。
減速は停車位置を予測し 早めにアクセルから足を離すこと。
5秒以上アイドリングすれば エンジン始動以上に
燃料を消費するとされるため 5秒以上停車する際は
エンジンを切るなどなど。

こんな事でガソリン消費を1割も削減出来るのです。
渋滞が無くなれば こんな比では無いと思うけど。

近くへは自転車で。ってのが一番なんだろうけどね。
 

   
     もひとつ今日の一言

     ・・・雪です本日・・飛騨高山・・/(-_-)\

     なかなかアナドレません(爆)
      4月も終わるんだよ!がっかりだよっっ!!(桜塚やっくん風に・笑)

           

      DESKから見える風景 いやぁん200M先見えないぃ(笑)
 

 

4月20日 ■ お越し太鼓 ■



昨日と今日は 飛騨古川祭り。
はい。古川やんちゃが何やっても良い日です(こらこら)

22時打ち出しで 1時過ぎまで町を練り歩く。

よーやく飛騨にも春が訪れた様です。

今日のカラクリ屋台引き披露は あいにくの雨で中止かな。
あ 屋台蔵で奉納かぁ。行かれる方は暖かい服装でね。

 

4月19日 ■ ついにドバイ原油 過去最高値 ■

ついに中東産ドバイ原油が過去最高値に推移。
東京原油スポット市場でも大幅続伸して
2営業日連続で過去最高値を更新。
初の50ドル台に突入した。

取引の中心である6月渡しは前週末終値と比べ
1.75ドル高の1バレル50.00ドル(中心値)。

ドバイ原油はとはアジア向けの指標原油で
5月以降の日本の原油輸入コストや
石油製品の価格に影響を与えそうだ。

アジア諸国では農耕期を迎え トラクターなどの燃料需要が
高まっていることや中国やインドでの需要が堅調なことも
価格を押し上げる要因となっていると言う。

中東産原油の多くはドバイ原油のスポット価格をもとに
直接取引する原油(DD原油)の価格を決定する方式を採用。
日本は原油輸入の9割近くを中東に依存しているうえ
DD原油での調達が8割近いため
ドバイ原油価格が日本の石油会社の調達コストに与える影響は大きい。

中東から日本への輸送には約1カ月かかり
精製時間も必要なことから
5月以降のガソリン価格に影響を与えるのは目に見えてきた。

国際エネルギー機関(IEA)の見解として
史上最高値圏で推移する現状の原油価格は
需給では説明できないとしている。んなハタ迷惑な・・。

原油高の要因については イランで地政学的に不確実な
状況が続いていることとガソリン価格の上昇
ナイジェリアの供給途絶によるモノらしい。

参考URL:石油情報センター
http://oil-info.ieej.or.jp/static/oil/2-1c.html

この原油高で変わらない電気料金については
原子力発電さまさまだって事を忘れてはいけない。

再生可能エネルギーへの推移が真剣に
語られる時期に来たのだろう。

また 住宅における化石燃料消費量の低減は
断熱におけるシェアが大きい。
住宅の正しい断熱化は
最もコストを抑え 最も効果の大きい手法と言える。

 

4月18日 ■ 世界7遺産が消滅の危機 開発と温暖化 ■

USA NewsWeek最新号に載っていた
 「最も危機にひんしている世界の7つの驚異」によると

エジプト南部ルクソールの神殿や墳墓群をはじめ
7つの文化・自然遺産などが 
開発や地球温暖化などで損なわれ「消滅」の恐れに
直面していると警告している。

この他 イラクのバビロン・ペルーのマチュピチュ
イタリアのベネチア・中国の万里・そして東南アジアと
オセアニアにまたがるコーラルトライアングルと
モルディブがリストアップされている。

NewsWeek曰く ルクソールでは
アスワン・ハイダムの完成で かつてナイル川のはんらんで
洗い流されていた塩が蓄積され神殿の土台を浸食。
バビロン遺跡は米軍のイラク進攻・駐留で損傷したとしている。
こんな所にもバカブッシュの影が(-_-;)

しかし・・ヒトの残した大切な遺産が
ヒトの活動で消えると言うのも 一つのサダメなんだろうか。

ルクソール神殿とかマチュピチュなんかは特に
どーしても一度は行ってみたい所なんだけどなぁ・・。

 

4月17日 ■ パームオイル「環境にやさしい」は誤解? ■

国内の八つの環境NGO(非政府阻織)などが
ライオンのTVCMに対し
「アブラヤシ栽培で自然破壊などが起きており
この表現は誤解を与える恐れがある」と
変更を求める要請文を提出した。

問題のCMとは 知的イメージの強い菊川れいさんを起用した
洗剤トップ。
アブラヤシから取った油で洗濯用洗剤を作り
「環境にやさしい植物原料」と宣伝している。

ライオンは「今月中に回答したい」とした。

アブラヤシは東南アジアを中心に栽培されている。
油は「パーム油」と呼ばれ 洗剤や塗料。
マーガリンや食用油などに使われています。
コマーシャルでは「環境にやさしい植物原料の洗剤」と
ナレーションが流れる。

一方 現地ではアブラヤシ農園の拡大のため
貴重な生態系が残る熱帯雨林の大量伐採などが行われている。

>>>長いので続きはレディオクラブへ
 

4月16日 ■ 中国 春の砂嵐(黄砂)深刻 死者まで発生 ■

先週末 黄砂すごかったですよね。

黄砂の元?現地でも大変な事になってるらしい。
新疆ウイグル自治区など中国西部で今春砂嵐が多発し
深刻な被害が出ている。同自治区では死者が出たほか
視界不良などにより鉄道やバスが度々運行を停止。

砂嵐の余波は「黄砂」として北京さらには日本にも達していて
国家林業局は緊急対応マニュアルを出し交通・環境・衛生などの
面で積極的に対応するよう地方政府に呼び掛けている。

同林業局の曹清堯報道官によると 今年2月以降
西部では砂嵐が8回発生。

特に同自治区では ほぼ100年ぶりとみられる規模の
砂嵐に見舞われ 呼吸困難や強風により1人が死亡。
1人が重傷を負った。

新疆―蘭州間の鉄道の線路も砂に埋まり
9日夜から約23時間にわたって運行を停止したとの事。

北京気象台によると 2002年以降では最大規模の黄砂らしい。

砂嵐の多発は同自治区やモンゴルなどで砂漠化が進み
例年に比べてシベリアからの冷風が強いことが主な原因。

効果的な対応策は事実上無いに等しく 気温が上がりシベリアからの
冷風が弱まるまで砂嵐の被害は続くのだろう。

世界中の砂漠化は本当に深刻。

 

4月15日 ■ 喫煙習慣のある妊婦の出産は低体重児リスク2.2倍 ■

国立保険医療科学院の研究にて
喫煙習慣のある妊婦は喫煙しない妊婦に比べ
低体重児(2500グラム未満)が生まれるリスクが
2.2倍になることが解った。

ま あくまで平均値だけど
容易に想像がつく結果・・。

ちなみに妊婦の喫煙率は90年からの10年間で
1.8倍になっていて特に20代の増加が著しい。

低体重児は糖尿病などの生活習慣病にかかりやすくなる
という研究結果もあるけど 妊婦さんに関わらず
女性の喫煙は避けて頂いた方が良いと思うんだけど。

もちろん受動喫煙を避ける為にも
喫煙者のマナーは絶対条件


ちなみに最近の厚生労働省の大規模調査では
たばこを吸う人は吸わない人に比べ 心筋梗塞などの
心臓病にかかる率が3倍程度高いことが解っている。

心臓病で治療を受けている患者は全国で約107万人と
推計されているが これに調査結果を当てはめると
うち約31万人は喫煙しなければ発症しなかった計算になる。
 

4月14日 ■ 有害物質を使わず ケミカルレスタウン計画始動 ■

アトピー性皮膚炎など アレルギー疾患に悩む子どもが増え
新築住宅に入居しても 頭痛やめまい・けん怠感など
シックハウス症候群に苦しむ人も多い。

そんな中 化学物質に弱い人でも安心して暮らせる
「ケミレスタウン・プロジェクト」が千葉県拍市で動き始めた。
ケミレスはケミカル(化学物質)とレス(少ない)を意味するする造語。

化学物質をできるだけ使わない住宅を建設し 
患者の療養や治療を目指す施設も計画されている。

「産官学」の連携で快適な住環境を築く全国でも珍しい街づくり。

プロジェクトの狙いについて 環境ホルモン(内分泌かく乱物質)の
研究で知られる森千里・千葉大学大学院教授は
有害な化学物質の少ない住環境を作ることで
シックハウス症候群のような疾患を減らすことが
できるのではないかとしている。

ケミレスタウンは千葉大学と民間建設業者が中心となり進めており
有害な化学物質を極力使わない住宅や実証実験住宅
研究テーマ棟などを建てる街づくり。

ケミレスタウンができるのは 千葉大学の「楯の葉キャンパス」と
つくばエクスプレス「拍の葉キャンパス駅」の周辺エリア。

すでに同駅周辺に三井不動産などがケミレスタウンに対応した
一般向け分譲マンションを建て始めている。

建て売りの戸建て住宅も近く建設される予定。

単に商業ベースに乗る事は懸念されるが
都市の中にこういう住環境が出来る事は素敵な構想。

永住で無いにせよ短期滞在にせよ 安い料金で
実証住宅が利用できるようになると良いと思う。

健常な人が思っているよりケミカル被害者は多い。

化学物質全てが悪だとは思っていないが
実は私 重傷者の方を対象にした避難家を造りたいっては
ずっと以前から思っているのですが。誰かスポンサーを・・(をぃをぃ)

 

4月13日 ■ やさしい化学物質入門 ■

環境省では 家庭や自動車等の身近なところから排出される
化学物質について 市民が自らの生活と関連付けて考え
一人一人ができる環境リスクの低減のための取組について
考えるきっかけとなるよう 子どもにも親しみやすい小冊子
「かんたん化学物質ガイド」を作成しています。

今回その第2弾として「乗り物と化学物質」編が作成されました。

これ入門編としては とっても良いです。
怖がらず適切な対処って小さな頃から必要かと。

こうゆうの小学校教育に組み込めば良いのに。

もし欲しい方みえたら御一報下さい。プレゼントします。
 

4月12日 ■ 合掌家屋の葺き替え ■

われら?が世界遺産 白川郷の合掌造り家屋。

今回33年ぶりに屋根の葺き替えがあったとの事。

同村荻町の高桑徹司さん宅で33年ぶりの化粧直し。
地域には住民らが互いに助け合う結(ゆい)という制度があり
地域みんなで助け合う。

その住民やボランティアなど延べ約200人が参加。

トラック約10台分のカヤで葺き替えとの事。
持続性社会のお手本。




一度 合掌の葺き替え(鋼板にて)請けた事あるけど
結構大変なんすよホント(^-^;

ちなみに 使用する茅は縄で 垂木と言うか
横桟と言うか・・って躯体に縛り付けていくのです。

 

4月11日 ■ つくば市が風力発電で 早大を賠償提訴 ■

茨城県つくば市は 市内の小中学校に設置した
小型風力発電機が計画通りに発電しないのは
基本計画を策定した早稲田大の責任などとして
早大と風車を製造した「イーアンドイー」(大阪市)に
約3億円の損害賠償を求め 東京地裁に提訴した。

つくば市は風車で発電した電力を売って地域通貨を発行したり
環境教育に活用したりする事業を計画。
2004年10月に事前調査や基本計画の策定を早大に委託した。

環境省が1億8500万円を補助し 
つくば市も約1億1500万円を出して
市内の小中学校に計23基の風車を設置したが
予定を大幅に下回る発電量しか得られなかった。

実は 北海道恵山町の風力発電も破綻している。
恵山町の場合は第三セクター。
初年度の収支は 売電収益が2,008万円で
全体として4,666万円の赤字を計上した。

けっきょく発電経費は6,674万円程度かかっていた事になり
この発電施設が 当初の予定通り年間600万kWhを発電した場合
電力1kWh当たり11.1円程度の運転経費が平均的な値に対し
実際には1kWh当たり41円以上がかかっていた。

電力会社への売電単価は11円前後だから
予定通りに稼動したとしても 利益が出る可能性は無かった訳だ。
売電専業の市民風車を運営することは危険だと言う事。

まして今回の つくば市の場合 小中学校への設置は 
どう考えても立地的に常時的な強い風ってのは考えにくい。

あまりにもリスクの大きすぎる賭けだった。
てか 税金なんだってば (-_-;)

風力発電は 小さなモノを数多く
そして 断続的に風が吹いている事を大前提として
風車一台における 無風のリスクを小さくしてあげる事が必要。

持続可能性を行政が自ら無くしていく姿勢には嫌悪感を感じる。
 

4月10日 ■ 地球にやさしい発電?愛知万博の失敗 ■

昨年の「愛・地球博」(愛知万博)にて
鳴りモノ入りで行われた新エネルギーの発電試験で
二酸化炭素(CO2)の削減が進まず
電力会社から電気の供給を受けた場合に比べ
排出したCO2が270トンも多かったことがわかった。

この試験は 独立行政法人(NEDO)が
CO2削減の可能性などを探る目的で実施。

最先端の設備を会場に作り 期間中は見学ツアーも行った。
期間中の総発電量は 一般家庭の約800世帯の
年間使用量に相当する270万キロ・ワット時にのぼり
日本政府館などに供給した。

太陽光発電と燃料電池が設備の中核で 
燃料電池発電に必要な水素は 会場内のレストランから
出る生ゴミなどから取り出した。これ素敵なスタンス。

最も成績が良かった日では 1キロ・ワット時の発電に伴う
CO2排出が0・40キロ・グラム。
その数字は中部電力が一般に供給する電力の
0・45キロ・グラムより1割ほど少なかった。
(設置LCAは除いてだけどね・・)

しかし設備のトラブルなどのため 必要な水素の多くを
都市ガスに頼り 結局185日の期間中の平均で
1キロ・ワット時当たりのCO2排出は0・55キロ・グラムと
中電より約2割もCO2排出が多かった。

太陽光発電や燃料電池などを組み合わせて
CO2を減らす「地球環境にやさしい」試みだったが
実績は今ひとつ。すなわち悪戯に化石燃料を使っただけ

要因として大きいのは 機械的トラブルだろう。

実は私も以前同様の失敗?をしている訳で/(-_-)\  ←何故か小さく(汗

 

4月9日 ■ 温暖化対策で午後8時に消灯 環境省 ■

環境省として今月1日から 東京・霞が関の本庁舎内の
照明を午後8時に消すことを始めた。

これは 地球温暖化対策の一環としてで 
すでに2月下旬から本庁舎内の暖房や給湯をカットするなどの
二酸化炭素排出削減策を実施しているが
これだけでは目標達成が困難なことから追加措置として
環境省が入る合同庁舎の23〜26階の全フロアを
8時以降消灯することが決まった。

やむを得ず残業する職員については
庁舎内の大部屋「24階のプロジェクト室」に集めることで
無駄な電力の削減を実施するとのこと。

また 夜間の仕事が多くなる国会開会中は
午後8時にいったん全フロアの消灯を行ったうえで
職員各自の判断で再び照明をつけることを認めるという。

もしかしたら 日本にもサマータイム制度を導入しても
良い時期なのかも。
 

4月8日 ■ インド また鳥インフルエンザで死者 ■

WHO(世界保健機関)は インドネシアで3月に死亡した女児が
鳥インフルエンザH5N1型ウイルスに感染していたことを確認した。

これで高病原性鳥インフルエンザによる死者は
世界9カ国で108人。

WHOによると インドネシアの首都ジャカルタ西部のカプックで
1歳8カ月の女児が3月17日 高熱とせきの症状を見せ
同22日に入院したが 翌23日に死亡。
調査の結果 女児がインフルエンザ様の症状を見せる1週間前に
自宅近郊で飼われていた鶏が 次々と死んでいたことが判明した。

これで インドでの感染者30人のうち23人が死亡した事に。

WHOによると 2003年から今月4日までの感染者数は
ベトナムの93人を筆頭に インドネシア30人・タイ22人・中国16人など
東南アジアを中心に世界9カ国で191人。
死者数は ベトナムの42人が最高で インドネシア23人
タイ14人など、世界で108人となった。

鳥インフルエンザH5N1型は進化してると言うのか。
狂牛病なんかより こっちのが深刻だってば・・。

 

4月7日 ■ 南極の温暖化は地球平均の3倍の速さ ■

BAS(英国南極調査局)の30年にわたる観測を
基にまとめた論文によると 南極の大気は
地球の平均の3倍の速さで温暖化しているらしい。

BASの研究チームは 1971年〜2003年までの間
冬季に気象観測用のラジオソンデ気球を
南極で打ち上げて観測を続けてきた。

結果、南極大陸の気温はこの30年間
10年ごとに0.5〜0.7度ずつ上昇していることが判明。

これは地球全体の平均の気温上昇が
10年間で0.2度なのに比べると3倍の速さとなる。

特に南極の地上から5000メートル付近の上空では
10年ごとの気温上昇のスピードは0.75度に達しているという。

研究チームは 地球の地表での温暖化ばかりが
注目されているが地上から4000〜5000メートル上空の
温暖化の方がスピードが速いと指摘している。

温室効果ガスが地球のほかの場所よりも
特に南極に大きな影響を与えているって事?

過酷な自然下だから それはありえる事かも。
けど もし地球の行く末だったら怖いよね。
 

4月6日 ■ PSE無し中古家電 販売を事実上容認 ■

国の安全基準に適合していることを示す
「PSE」マークが無い一部家電製品の販売が
4月から禁止される問題で 
経済産業省は結局4月以降も当分の間は
PSEマークがない中古家電製品の販売を
事実上認めることを決めた。

リサイクル業者などが中古品を販売した後
自主検査でマークを付けるまでの間について
同マークを義務づけた電気用品安全法の対象外と
なっている「レンタル」とみなすことで従来方針を転換する。

なんだそりゃ(-_-;)
告知&周知不足と大きな反対に対し 結局無し崩しに。

無駄に税金使うんぢゃないっつの。


関連一言<PSE発動>
 

4月5日 ■ 都市高温化の主な原因は? ■

気象庁の解析によると
都市部の夏の気温が上昇するヒートアイランド現象の原因は
昼間と夜間で異なるとの事。

同庁は ヒートアイランド現象の要因を

<1>冷房などによる人工排熱
<2>緑地の減少など土地利用の変化
<3>ビルなどの建物の増加

上記3つに分けて、その影響を計算した。

日中は 水分が蒸発する→緑地が減少したことで冷却効果が薄れ
温度上昇に最も影響を与えていた。

一方 夜間は ビルの増加に伴い 建物が日中に蓄えた熱を放出し
地表面の放射冷却が妨げられている事が大きな原因としている。

懸念されていた人工排熱は 日中 夜間とも
他の要因に比べて影響度は小さかった。

やはり思った通り。
コンクリートの蓄熱力は想像より遙かに大きい。
大型コンクリート建築は外部環境の為にも外断熱が必要だろう。
※コンクリート建築は←ですからね。
 

4月4日 ■ 薬害エイズ和解から10年 被害者6割に「心の病」 ■

薬害エイズの被害者の6割が精神健康上の問題を抱え
うち2割にうつ病の疑いがある事が 
東京・大阪のHIV訴訟原告団と研究者でつくる
生活実態調査委員会のまとめで分かった。

8.3%が「死んでしまいたい、死んでもいい」と
最近でも強く感じると答えた。
訴訟の和解から 先月29日で10年を迎えたが
心の傷がいまだ癒えない実態が浮かびあがる。

薬害を止められなかった背景には 製薬会社への
天下りと言う現実があった。

防衛施設庁や道路公団でも同じ問題が蔓延っている。


行政の最大の問題は今も解決していない。

 

4月3日 ■ 温室効果ガス 計算ミスで実は0・8%減 ■

中央省庁の本庁舎や地方事務所が2004年度に排出した
二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスは約198万トンで
01年度に比べ約0・8%減少したと発表。

昨年末に発表した約202万トン。 同4・6%増を訂正した。

04年度の使用電力を二重計上したり
01年度の排出量を約7万トン少なく計算したりしていた為との事。

政府の目標は08年度で同7%減。
環境省によると 変動が目立ったのは国土交通省で
01年度に海上保安庁の船舶からの排出量など
約5万トンを加えていなかった。
警察庁は 使用電力からの排出量の計算方法を誤るなどして
同18%増のところを同84%増と報告していた。でかいね(^-^;

とは言っても 政府は06年度までに01年度比で
7%削減を目指しており目標達成にはほど遠い。

今後 継続的な削減は急務。
私達ひとりひとりの力が大きい事は確か。
 

4月2日 ■ アマゾンの森林が2050年までに40%消失?■

ブラジル・ミナスジェライス大学の研究チームの調査によると
アマゾンで牛の放牧場と大豆畑が拡大していることから
このままだと2050年までにアマゾン森林の40%を破壊し
生物多様性を脅かすとともに地球温暖化問題を
大幅に悪化させる危険があると発表。

イギリスの科学週刊誌「ネイチャー」によると
ブラジル政府のアマゾン保護政策はエスカレートする破壊を
阻止するには極めて不十分との事。

前出の大学研究チームは 伐採された樹木と植生は
腐食あるいは燃焼により蓄えていた二酸化炭素を放出すると指摘。
確かにその通り。

森林の40%消失によって大気中に放出される二酸化炭素は
膨大な量に達し 地域と世界の気象に多大の影響を及ぼすという。

この森林消失にブレーキをかけるためには
アマゾンの各地に公的保護を受ける公園を設けるよう
ブラジル当局に呼び掛け 同時に農民に対して
持続可能な開発を求める必要があるとしている。

残念ながら農業は多かれ少なかれ環境悪。
しかし一定のルールを守れば その弊害を最小限に出来る。

生物多様性と大豆畑オンリーと言う様な一種拡大農業は
環境的には反比例するのだ。

日本で昔あった風景の 水田の畦に大豆を植えて。
なんてのが地産地消で良いと思うんだけど。

 

4月1日 ■ 中国:汚染物質排出で2700社閉鎖 ■

中国国家環境保護総局はこのほど昨年秋以降
川や湖に汚染物質の違法な排出などを
行っていた企業2682社を閉鎖したことを明らかにした。

中国は今年からの第11次5カ年計画で
飲料水の安全確保など環境保護を重点政策の一つにしている。

環境保護総局幹部は 基準を超える汚染物質を
飲用水源に排出した企業などには操業停止など
厳しい措置を取っていると強調している。

閉鎖を命じた企業以外に 1750社に一時的な操業停止と
改善を命じ 責任者約160人を処分したとしている。

中国環境保護局と言うのは一応機能している様だ。
ちょっと遅かったけど・・。
 


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